まずは押さえておきたい練馬区の楽しみ方ベスト3

かたくり

練馬に引っ越してきた方へ

練馬区には様々な楽しみ方があります。

都会の雑踏から離れて一人でゆっくり寛いで楽しむこともできますし、恋人とデートを楽しむこともできます。
そして、家族との休日を楽しんでいる姿が練馬にはあふれています。

このように、練馬区は様々な場面で色を変えて楽しめる場所です。
今回は練馬に引っ越されてきたばかりの方に向けて、練馬区のスタンダードな楽しみ方を3つご紹介いたします。

一人でゆっくり練馬を楽しみたい

まずは練馬区の石神井公園をご紹介いたします。
一人で練馬を楽しみたい時はここがお勧めです。
石神井公園は西武池袋線石神井公園駅で降り、徒歩20分の場所にある歴史ある公園です。

一人でくつろぐのに最適な石神井公園内の池淵史跡公園付近

お一人で石神井公園を散策されるときは、公園内の池淵史跡公園が散歩をするには丁度いい広さでおすすめです。
池淵史跡公園は歴史を感じさせてくれる練馬区の公園になっています。
縄文時代からの生活住居跡が残り、文政元年からある石像など、池淵史跡公園には歴史が詰まっています。

ここで池淵史跡公園の古民家にもふれておきましょう。
その古民家は、からぶき屋根の懐かしさが漂う「旧内田家」という立派なお屋敷です。
お屋敷は屋内も無料で見学することができます。

古民家の中は天井が広く、柱が太いという、古き日本家屋という作りです。
畳の伊草の香りが漂いリラックスでき、縁側に座ってゆっくりと出来ます。
そこからの光景は明治期の眺めです。
まさにタイムスリップした光景が広がり、一人のしっとりとした空間が広がります。
入場料も無料ですし歴史を感じるには良いスポットです。

石神井公園駅すぐの大衆居酒屋でその日の締めを

公園で昭和初期の楽しみを満喫した後は石神井公園近くの大衆居酒屋で、昭和の残り香を感じながら一日を締めましょう。
石神井公園のノスタルジックな余韻に浸りたいなら「酒菜 須みず」さんがおススメです。

お店は公園散策の後にピッタリの雰囲気で、座敷であってもカウンター席でも、ゆっくり一人で落ち着けます。
また、お店のメニューが手書きのことから昭和を感じさせる所も魅力です。

料理では、新鮮なお魚がメインとありお刺身、鯛鍋などがあります。
また、香ばしく焼いた手羽先やパリッとした触感の地鶏がお酒にはあいます。
とくにこだわりの厚揚げは、「厚」揚げの名に恥じない大きさで、驚きの一品です。
また、このお店でシメとして最後に食べたいのは焼きおにぎりです。
醤油と味噌を付けたおにぎりはシンプルですが、濃い味わいです。
噛めば噛むほどに味わい深く、石神井公園での一日を終わらせるにふさわしい味です。

居心地のいい雰囲気と料理の匂いがあるお店を楽しむと、一人の時間はあっと言う間に過ぎます。
残念ではありますが、今日の日を明日の活力にして、休日を終えることができます。
石神井公園駅南口から徒歩で歩くこと2分の場所にあります。
お店の外に樽があるのが目印です。

酒菜 須みず お店情報

住所 東京都練馬区石神井町3丁目18-16
電話番号 03-5393-5011
営業時間 [月~土] 17:30~翌1:00(L.O.24:00)
定休日 日曜日
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練馬随一のデートスポット・清水山の森

練馬区には様々なデートスッポットがありますが、その中でもおススメな場所があります。
それは、東武東上線・成増駅や西武池袋線の保谷駅・石神井公園駅からバスに乗っていくことができる「清水山の森」です。

この公園は、ワイワイにぎやかに楽しむデートスポットとは少し異なります。
自然豊かで静寂に包まれた清水山の森では、言葉少なく、お互いの愛を確かめ合いながらデートを進めることができます。

恋の花・カタクリ

時期があえば足を運びたいのが「カタクリの自生地」の開放時期です。
カタクリの花は、自然に咲いていることは滅多にありません。
そのため、1974年6月に練馬区民からカタクリが自生しているとの情報が区へと寄せられると、練馬区はカタクリを保全しようと1976年に「清水山憩いの森」として整備し、今に至ります。
現在はカタクリの開花時期にのみ自生地を一般公開しています。

ピンクの小さな花を咲かせるカタクリの花言葉は「初恋」です。
この花言葉の由来は、きっとカタクリの花の形にあるのでしょう。
頭を下げて咲いている姿が告白した時の人の姿に見えます。
このカタクリの花が見られる清水山の森は練馬区でもとっておきのデートスポットだといえましょう。

そんなカタクリの花の姿を楽しみたい方は、2人のデートで恋の花が咲く3月下旬から4月上旬がよいでしょう。
例年この時期にカタクリが開花し、自生地も公開されています。

練馬区のホームページにはカタクリの開花情報もお知らせされているので、ぜひチェックしてください。

清水山の森:練馬区公式ホームページ
http://www.city.nerima.tokyo.jp/annai/fukei/park/shimizuchizu.html

名湧水

公園を散策していると、自然に湧き出る水の音が心を落ち着かせてくれます。

清水山の森の湧水は「東京の名湧水57選」名水100選にもなっているほど美しい水で、その音を聞くだけで落ち着いた気持ちになれます。
こうしたことからも、練馬区が東京でも自然豊かな土地だと改めて気づかされます。
また、遠く離れた地元から東京に移ってきた人は、東京でも今も自然に豊かな所があると感じ、故郷が思い出されます。

木々が生い茂り、美しい湧水がある清水山の森でのデートは思い出に残るデートになることでしょう。

清水山の森の基本情報

住所 練馬区大泉町一丁目6番
アクセス ・西武バス・国際興業バス
土支田2丁目バス停から徒歩3分・練馬区みどりバス
別荘橋バス停から徒歩5分
休園日 年中無休
入場料 無料
駐車場 なし
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練馬の光が丘公園で家族と楽しんで記念を残す

練馬区有数の公園・光が丘公園

練馬区内で家族と休日を楽しむなら、「光が丘公園」がおすすめです。

光が丘公園は、都営地下鉄大江戸線の光が丘駅から歩いて10分の場所にあります。

光が丘公園では、家族で楽しめる場所がたくさん詰まっています。
バーベキューを楽しめたり、広い敷地でランニングなど運動も楽しめます。
光が丘公園の芝生の広場も広大ですしピクニックには良い場所です

季節によってかわる光が丘公園のイベントをチェック

光が丘公園は一日では周れない程広い公園です。
その広大な敷地の中で光が丘公園では四季折々の自然を楽しむことが出来ます。

光が丘公園では、多数のイベントが開催されています。
桜の開花を祝う「ねりま光が丘Cherry Blossom Festa」をはじめ、秋にはどんぐりを使って工作体験をする「光が丘公園ふれあいフェスタ」など季節ごとに楽しめるイベントが開かれます。
またドッグマラソンやフリーマーケットも開催され、光が丘公園にはイベントが盛りだくさんです。

ねりま光が丘Cherry Blossom Festa の様子

光が丘公園でスポーツを楽しむ

光が丘公園には体を動かして遊べるスペースが多くあります。
バスケットボールやテニス、弓道、サッカー、そうしてアスレチックなどです。

バスケットコートが2つ有る公園というのはなかなかないものなので、スポーツ好きの方にはたまらない場所ではないでしょうか。
アスレチックも温かみのある木製で、自然を感じながら楽しめる遊び場です。

記念撮影スポット

家族や友人と記念写真を撮るならおススメのスポットがあります。それはイチョウ並木と名木のクスノキの下です。

まずは、イチョウ並木からご紹介いたします。

真っ直ぐとしたイチョウ並木は、季節が変わると色を変えます。

黄色く色を変えたイチョウの並木道は秋になると自然のトンネルになります。
そうした、イチョウ並木のトンネルがある光が丘公園で写真を撮ると記念の一枚になります。

光が丘公園にある古木のクスノ木も見逃せない写真スポットです。


クスノキの古木は大きく、力強く、木からエネルギーをもらえる気持ちになれます。
お子さんがいる方は、成長と共に毎年このクスノキとともに写真を撮るのもいい記念になるでしょう。

このように、練馬区の光が丘公園には、家族で楽しめる設備・自然が多くあります。
人と自然とが調和した公園であるといえましょう。

光が丘公園の基本情報

住所 練馬区光が丘二・四丁目、旭町二丁目、板橋区赤塚新町三丁目
アクセス ・都営地下鉄大江戸線「光が丘」
下車 徒歩8分・東武東上線「成増」、東京メトロ副都心線「地下鉄成増」、東京メトロ有楽町線「地下鉄成増」
下車徒歩15分

・東武東上線「成増」
南口から西武バスにて光が丘駅・練馬高野台駅・南田中車庫ゆき「光が丘公園北」下車

休園日 常時開園
※サービスセンター及び各施設は年末年始休業
※営業時間等は光が丘公園サービスセンターへお問い合わせ下さい
入場料 無料(一部有料施設あり)
駐車場 あり(有料)
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まとめ

練馬区は東京の都会の姿を見せながら、古き良き日本を思わせる部分もあり、楽しむ人によって姿を変えていきます。
そのため、一人でも、恋人とでも、家族とでも楽しめる場所だと言えるでしょう。