【コロナ対策】個人営業のお店が出前・テイクアウトのお客さんを獲得するために最低限用意しておきたいWeb周りのもの

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新型コロナで来店が激減 出前を獲得するにはどうする?

新型コロナの影響で、最近では外出の自粛が要請され、飲食店をはじめ客足が遠のいているお店が増えてきています。
そのため、出前テイクアウトのお弁当などに業務の重点を移し始めている飲食店も多く見受けられます。
実際にお店に足を運んでもらう場合はお店の存在が大きな広告効果を持っていましたが、出前に切り替えるとなると、Webの力というのは無視できないほどに大きくなります。
今回は個人営業のお店が出前をはじめられる際に、お客さんを獲得するために最低限用意してほしいWeb周りのものをまとめました。

出前を始める前に最低限用意しておきたいWeb周りのもの

出前をする人のフロー

出前で注文をするお客様の行動は、「お店の近くを通ったらおいしそうだから入ってみよう」という、来店のお客様とは異なります。
出前で食事をとる場合は、スマホなどで
「○○駅 かつ丼 出前」
「△△町 ラーメン」
などで検索し、注文するのではないでしょうか。
つまり、出前で注文するまでのお客さんの行動フローは以下のようになります。

  1. 近くのお店を検索
  2. 検索結果にでてきたお店のWebサイトを見る
  3. おいしそうだったら注文

そのため、出前のお客さんをつかまえるためには、以下のようなWebのツールが必要です。

  • 簡単なものでもいいのでWebサイト(ホームページ)
  • 情報更新をするためのSNS(twitterやfacebook)
  • Googleマイビジネスに登録

Webサイトの構築

もしまだサイトがないなら

最近ではWebサイトを持たずに営業を続けるというのはなかなかないことですが、もしまだWebサイトを持っていなければ、急いで作成する必要があります。
最近では、簡単なWebサイトをすぐに作れるサービスが多々あるので、これらのツールに頼ってみるといいかもしれません。

盛り込みたい情報

Webサイトを作ったら、出前やテイクアウトをもとめているお客さんが必要としている情報を盛り込んでいきましょう。
最低限、以下の内容を記述していればOKだと思われます。

  • 営業時間
  • 出前・テイクアウト対応しているメニュー
    出前・テイクアウト用にいまからWebサイトをつくるのであれば、出前・テイクアウト対応していないメニューは記述しない方がよいのではないかと思います
  • メニューの写真
  • 金額
  • 場所
    どうやって出前を届けるのか、どうやってテイクアウトのものを受け取るのかも記述しておいた方がよいでしょう
  • 連絡先
    電話が基本だが、最近では後から使うSNSでもいいのでは
  • SNSへのリンク
  • コロナ対策
    消毒などのとりくみなど。

情報更新をするためのSNS

今までWebサイトをもっていなかったり、そこまで頓着してこなかった場合は、
Webサイトを更新も難しいと思います。
そのため、もし「twitterならやってるよ!」「インスタならやってるよ!」というのであれば、WebサイトにそのSNSへのリンクを掲載し、細かい情報はそこから発信したほうがよいかもしれません。
最近ではそのSNSに登録していなくとも発信している内容が見れるため、日ごろ慣れたSNSでどんどん発信していってください。

Googleマイビジネスへの登録

最後に忘れてはいけないのが、「Googleマイビジネスへの登録」です。

Googleでの検索結果のキャプチャ画像
Googleでの検索結果。最近では「近くのカツ丼屋さん」で検索しても、場所が表示される。

最近ではGoogleで飲食店などを調べると、お店の情報が通常の検索結果よりも上に表示されていることに気づかれたでしょうか。
こうした情報はGoogleがいつのまにか登録してくれていることもありますが、もし表示されない場合は、Googleにお店の情報を登録することで表示されるようになります。

Googleマイビジネスのキャプチャ画像


一番簡単な方法はGoogleマイビジネスへ登録することです。
Googleマイビジネスへの登録については、Google自体は丁寧な解説をしているので、以下のページをご参照ください。

あとは宅配の体制のみ

Web側の準備はそこまで大したことはありません。
慣れている人であれば、半日程度の作業です。
SSAITSでは現在、こうしたWebサイトの構築やGoogleマイビジネスへの登録が難しい方に対し、IT導入のボランティアをしているので、みなさんお一人で悩まれないで、対応が難しい場合はご連絡ください。


さて、Webの準備が完了したら、あとはお店側の体制の問題です。
出前に対応するための容器や誰が実際に品物を届けるするかなどを考え、お客さんを呼び込んでいきましょう!