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TRPG(テーブルトークアールピージー)とは何か?遊ぶにはどんな準備が必要か?

ゲーミフィケーション

いつものロールプレイング研修を面白く

ゲームの1つのジャンルとなった「ロールプレイング」は教育や研修の場でも用いられる手法です。

参考:社員研修や新人教育にも使えるロールプレイングの手法

このロールプレイングの手法は、そのままスタッフ役と客役に分かれて日々の業務を再現するだけでも効果は十分なのですが、ロールプレイングの時間をもっと楽しく充実させたいと思った場合、TRPGが参考になるかもしれません。

最近ではWebでイベント情報がすぐ見つかるだけでなく、ボードゲームがひそかなブームとなっていることもあり、TRPGが遊びやすい時代になりました。

今回はロールプレイングをレベルアップさせるため、TRPGを知っておきたいという方に向けて、TRPGを遊ぶために必要なことをまとめてみました。

TRPGって何?

TRPGとは、テーブルトークRPG(ロールプレイングゲーム)の略称です。一般的にRPGといえば、今はドラゴンクエストなどのコンピューターゲームを思い浮かべるでしょうか。一方でTRPGはコンピュータの代わりに紙や鉛筆、サイコロやトランプを使って遊びます。
TRPGではGM(ゲームマスター)と呼ばれる進行役が一人と、数人のプレイヤーによって遊びます。プレイヤーはGMが用意したシナリオやシチュエーションに合わせて作ったキャラクターを動かします。GMは、キャラクターの行動が成功したかどうか、その行動の結果でシチュエーションやシナリオにどのような影響が出たかを説明します。そして、プレイヤーは変化した状況に合わせて、またキャラクターを動かしていきます。

どういった行動ができるかや成功したかどうかの基準を示すものとして、TRPGにはゲームごとにルールが存在します。GMやプレイヤーはそうしたルールに従って遊ぶことになります。

また、遊ぶゲームによって世界観も大きく異なります。エルフやドワーフのいるファンタジーの世界や、コンピュータによって管理された電脳世界、さらにはライトノベルのような現代世界で戦う異能力者となるTRPGもあります。最近では、艦これや初音ミクなどと遊べるTRPGも登場しています。

ルールと世界観は基本的にセットとなっています。まずはいろいろなTRPGの中から、自分の好みのものを探してみるといいでしょう。

TRPGを遊ぶには人集めが肝心

テレビゲームのRPGとは異なり、基本的に遊ぶ相手がいなければ、TRPGを遊ぶことはできません。
もし、友人や知り合いにTRPGをやっている、もしくはやりたいという人がいれば一緒にやってみるのがいいでしょう。
では、TRPGには興味があるけど、そうした知り合いがいない場合はどうすればいいのでしょうか。よくある手段としては、近くで行われているTRPGのイベントや集まりに参加してみることです。もし、近くでそうしたイベントがなかったり、なかなか出かける時間が取れないという場合は、ネット上でTRPGを遊ぶことができます。

遊ぶ場所を探す

TRPGを遊ぶイベントは「コンベンション」「ゲーム会」と呼ばれることが多いです。近くにイベントがあるかどうか探すには、地名とこれらの名前を組み合わせて検索するとよいでしょう。中には、TRPGのイベントをまとめたサイトなどもありますので利用してみましょう。

参考:TwiPla – イベント告知・出欠管理・日程調整しよう

これらのイベントは、ほとんどが有志によって「TRPGを遊ぶ」という目的で運営されています。初めての参加でも、手取り足取り教えてくれるでしょう。気になる場合は、「初心者対応」について書いてあるところへ参加することをオススメします。
また、それぞれ参加者や遊ばれるゲームに違いがあります。相性がありますので、合わない場合はいくつか参加してみるといいでしょう。

オンラインセッションの場合

TwitterやmixiなどのSNSはもとより、TRPGに特化したSNSがいくつか存在します。こうしたSNSで、ときおりTRPGを遊ぶ相手を募集していることがあります。
TRPGを遊ぶことを「セッション」と呼ぶため、ネット上で遊ぶ場合は「オンラインセッション」とされます。検索をかければ、遊ぶシナリオや募集要項について書かれているでしょう。
面白そうな募集を見つけたら連絡を取り、初心者対応や遊び方について直接聞いてみましょう。Skypeなどの音声通話を用いたり、テキストチャットを使用する場合があります。
注意する点はオンラインセッションは通常の3から4倍の時間がかかるといわれています。時間を分割して遊ぶこともあるため、予定をあわせられるようにしましょう。

ルールブックやツールの買い方について

TRPGではルールブックやサイコロなど、できれば揃えておきたいものがあります。ゲーム会やコンベンションなどによっては貸し出ししてくれる場合もありますが、やはり持っておきたいものですね。ルールブックやサイコロは、あればより楽しみやすいというものです。自分にあった道具を見つけて、TRPGを楽しんでみましょう。

ここでは、ルールブックやサイコロなどをどこで買うといいのかを説明します。

ルールブック

TRPGの書籍は、「TRPG」の他に「ゲーム関連書」や「ライトノベル」に分類されていることが多いです。書店によっては、取り扱っていないこともありますので注意しましょう。書店のほか、ロール&ロールステーションやイエローサブマリンなどのホビーショップやアナログゲーム専門店などでの扱いがあります。

まずは気になったルールブックを購入すればよいのですが、1点だけ注意点があります。それはTRPGのルールブックによっては、「エラッタ」と呼ばれる訂正がなされている場合や改訂版が出ている場合があります。そのため、古本を買ったりすると、修正前のルールでゲームを覚えてしまうことになってしまいます。TRPGのルールブックについては、できる限り新刊書店での購入をオススメします。

サイコロ

もう一つ、TRPGを遊ぶ時によく用いられるツールとしてサイコロがあります。多くのゲームは六面体のサイコロを用いますが、十面体や二十面体を使うゲームも存在します。
また、使用するサイコロの数も2個である場合もあれば、数十個のサイコロを使うこともあります。こちらも貸し出される場合はありますが、お気に入りのサイコロを探すのもTRPGの楽しみの1つといえるでしょう。こちらも前述したホビーショップなどで購入できます。
その他、ゲームマーケットと呼ばれるアナログゲームの即売会で探すこともできます。いずれにしても、面白い絵柄のサイコロが売られています。

ルールブックを読むだけでもヒントはたくさん!

これまで見てきたように、TRPGにはいっしょに遊ぶプレイヤーが必要になります。最近では各所でイベントが開かれていますが、それでも予定がなかなか合わなかったり、初めて会う人と楽しく遊べるか心配で、どうしても参加しづらいということもあるかもしれません。
そんな時、もしTRPGがどんなものかを少し知りたいだけであれば、ルールブックを買うことをお勧めします。

「どのような職業なのか?」「どういうシチュエーションなのか?」「何がプレイヤーの目的なのか?」

ルールブックに書かれているこれらの設定は、きっと社員教育で実践しているロールプレイングの参考になるものが多いでしょう。

TRPGであっても演じる必要性はない

よくあるTRPGの誤解として、「演じなければならないのではないか」というものがあります。RPGが「役割を演じるゲーム」と呼ばれていても、「演劇」とTRPGとは異なるものです。プレイヤーはキャラクターを動かしはしますが、必ずしもそのキャラクターになりきる必要はないのです。

例えば何かしらのシチュエーションで愛の告白をしなければならない状況に直面したとします。こうした時にキャラクターを演じたりセリフを言うのが恥ずかしいという方もいるでしょう。そういうときは、「あなたを愛してるということを熱のこもった言葉で伝えました」などと気持ちや行動を説明すればいいのです。もちろん、キャラクターとして会話をしてもOKです。普段口にすることがない漫画やアニメ、小説の中で出るようなセリフを臆面なくいうことができるというのもTRPGの魅力の一つです。展開や場面を見つめながら、自分の言いたかったセリフをいえた時の満足感は得難いものがあります。

キャラクターを動かすということは、GMや他のプレイヤーに自身の行動を説明するということでもあります。演じるのではなく、説明する。セリフをいうというのも、説明の一種と捉えればよいでしょう。

生まれる物語は最後までわからない

TRPGは、基本的にGMの用意したシナリオに沿って進行します。その中でどのように行動するかはプレイヤー次第であり、同じシナリオを遊んだとしても多種多様な物語が生まれます。最後までどうなるかはGMにもプレイヤーにも予測ができないのです。最後の最後で奇跡的にゲームクリアをすることもあれば、行動に失敗してしまい悲惨な結末を迎えることもあるのです。
だからこそ、物語の結末が幸せなものであったり、ハッピーエンドであるときの喜びは得難いものでもあるのです。

コミュニケーションの大切さ

忘れてはならないのが、TRPGは複数人で遊ぶゲームだということです。GMはプレイヤーに伝わるように状況の説明をしていかなければなりません。プレイヤーもGMや他のプレイヤーに伝わるように行動を述べる必要があります。
大事なのは、相手の同意をきちんと得るということです。ときには行動する理由を述べることができないゲームもありますが、そういう場合を除けば、きちんとお互いの同意を得ながらゲームを進めていきましょう。
ゲームとしてキャラクターの間で争うことはあっても、現実のプレイヤー同士が争う必要はないのです。
そして、遊ぶときには「よろしくお願いします」。ゲームが終われば、「ありがとうございました」と気持ちよく挨拶で締めましょう。