バンチボール(Bunchball)とはどのような会社なのか?そのサービスとは?

バンチボールのNitroのリワード画面

老舗(?)ゲーミフィケーション・プロットフォームベンダー

ゲーミフィケーションの名著・『GAMIFY』ではゲーミフィケーション・プラットフォームのベンダーとして、バンチボール(Bunchball)・Badgeville(バッジビル)・BigDoor(ビッグドア)の3社を「比較的よく知られたベンダー」として名前を挙げています(231ページ)。

今回は上記3社の中で、もっとも設立年数が早いバンチボールについてまとめてみました。

バンチボール(Bunchball)の設立とそのサービス

『GAMIFY』によると、バンチボールの創業は2005年とされています。しかし本格的に事業がスタートしたのは今日の主力サービスであるNitroがリリースされた2007年といえるかもしれません。

バンチボールのNitroのリワード画面

バンチボールのNitroのリワード画面

NitroはSalesforce、BMC、IBM、Jive、NICE Systems、SAPなど、既存の営業支援ツールや社員間のコミュニケーションツールの外部機能として組み込めるゲーミングプラットフォームです。
無機質な営業促進ツールにゲームの面白さを加え、営業力の向上と会社へのロイヤリティを上げようというものです。

驚くべきはこの対応の幅で、海外で使用されている営業支援ツールにはほぼNitroが導入できるような勢いです。

このNitroという主力製品のほか、コンサルティングサービスとしてゲーミフィケーションをクライアントに提供しています。

2005年創業、2007年にNitroをリリースした後、2010年のMedia Vanguard Awardのベストソーシャルメディアロイヤルティプログラムの受賞を皮切りに、バンチボールはそのサービスの新規性や従業員のエンゲージメントに貢献したとして様々な賞を受賞していきます(参考:https://www.bunchball.com/news/awards)。

バンチボールのゲーミフィケーションは企業のどのような課題を解決できるか?

バンチボールでは自らが提供するソリューションとして、“Training, Learning & Employee Development”、”Motivate Sales Teams”、”Boost Employee Collaboration”、”Engage Service & Support Teams”、”Safety Training, Certification, and Regulatory Compliance”、”Evolve Your Channel Strategy””Grow Your Audience”、”Customer Loyalty & Sales”、”Activate Your Online Community”を挙げています。

日訳すれば以下のようになるでしょうか。

  1. 学習・開発の促進
  2. セールスチームの動機づけ
  3. スタッフ間の連携強化
  4. チャネル戦略の強化
  5. CRMの強化

これらのサービスはいずれもゲーミフィケーションが持つ動機づけの効果を利用していると言えます。
「学習・開発の促進」「セールスチームの動機づけ」「スタッフ間の連携強化」については社内に対しての、「チャネル戦略の強化」「CRMの強化」については社外に対しての動機づけと言えましょう。

バンチボールは現在も営業をつづけています

多くのゲーミフィケーションを扱った会社が、マネタイズに成功しない中で、バンチボールは様々な既存製品と提携することによって事業化を成功させました。

英語ながらもバンチボールのブログから、ゲーミフィケーションの情報を得られるので、ゲーミフィケーションに興味がある方はぜひWebサイトをのぞいてみてください。

参考 Gamification Tools for the EnterpriseBunchball